2006 |
09,05 |
オリンピック開催地候補の日本代表が「東京」に決まったそうです。
マスコミが大騒ぎしてますが、なんてことはなく、ただの日本代表です。
これからが本番で、世界の代表と競争するそうです。
ただ、実際には、2008年に北京、2012年にロンドンでやることがすでに決まっていますので、
アジアとヨーロッパからは選ばれる可能性は少ないみたいです。
さらに、アジアから過去五輪開催実績のないタイのバンコクが立候補する見込みであることから、
2016年大会の開催地に選ばれる事はほぼ無いそうです。
まあ、選ばれるか選ばれないかはさておき、
どこでやるんだろう?という疑問が浮かんできます。
もうスタジアム建てる所無いだろうって思ってしまいます。
公表されている計画では、
中央区晴海地区の埋立地にメインスタジアムを新設し、江東区有明に高層建築の選手村、築地市場跡地にメディアセンターを建設するみたいです。
その他では、国立代々木競技場第一体育館、駒沢オリンピック公園体育館、東京国際フォーラム、東京国際展示場など、既存の設備を改修して会場として利用するそうです。
なるほど!
なんとか場所はあるんですね。
でも、高層建築の選手村っていうのが東京らしいですねw
ところで、こういうものの費用って東京都の税金で賄うみたいなんです。
よくお金あるなあと思ってしまいます。
ちなみに、各都市が招致運動のために使った費用は、ロンドンが約55億円、パリで36億5000万円。
2008年に敗れた大阪も40億円も使っているそうです。
ばく大な税金が使われますが、招致成功の確約はありません。
問題なのは、招致に失敗しても、何十億のお金が使われるということです。
また、開催都市となっても、負担するコストは膨大で、
アテネ五輪では約1兆2150億円もの費用負担になったそうです。
それだけの価値があるのですかねぇ?
オリンピックによる経済効果は大きなものだということはわかります。
前回の東京オリンピックの頃には鉄道、道路などインフラの整備が一気に進んだのは、歴史の時間に散々叩き込まれました。
ただ、その時とはまったく状況が違います。
ご存知の通り、現在の東京は、世界最大のメガロポリスです。
これ以上何を求めているのでしょうか?
線路も道路も、もう通すところは地下ぐらいしかないですよねw
有名無実の地方活性化を少しでも推進できるように「福岡」を選んだ方がすごく有益な気がします。
結局はお金だそうですが、
「参加することに意義がある」というオリンピック精神はどこにいってしまったのでしょうか。
そもそも、こういうのって誰がやろうって言い出すんですかね?
東京都知事のわがままでない事を祈ります。。
都庁はきれいでしたw