«春の息吹を感じます。»

年度が終わりますね。
年が終わる事よりも、こちらの方がずしりと胸にきます。
「始まり」と「終わり」、まったく逆の事が、不自然にきっちりと行われていきます。

元来がネガティブな私は、特に感傷的になってしまいます。
あの時、ああしてれば。
ifの世界が、またいくつか増えた気がします。
連続した時間なのに不思議です。

私の心とは反対に、自然界では、新しいものの躍動感に溢れてきます。
その中でも、なんといっても桜です。
桜に惹かれるのは、対照的なものを刹那に表現できる事にあるんだと、しみじみ実感します。

この時期に、桜があって、「始まり」と「終わり」がある。
なにか当然な気がしてきます。

生きてるんだなと、しみじみと実感する季節でもあります。