2006 |
09,30 |
旅行記にもさらっと書きましたが、10/1に凱旋門賞があります。
フランスのロンシャン競馬場でやる芝のクラシックディスタンス(2400M)の最強馬をきめるレースです。
競馬の世界では(でも?)アメリカは独自路線をいっていて、ダート主体のレース体系をとっているので、正式には欧州最強馬決定戦なのですが、芝に限っていえば間違いなく世界最強馬決定戦です。
毎年注目のレースなのですが、今年は特に大注目です。
日本のディープインパクトが出走予定だからです。
ディープインパクトといえば、昨年、無敗の3冠(皐月賞、ダービー、菊花賞)を制し、現在5冠馬の日本競馬史上の最強馬といわれている馬です。
サラブレッドとは、その名前からもわかるとおり、血統を重視して人工的に作られた走る事に特化した馬です。
生まれてきた仔馬は、父馬と母馬を最重視されます。
ディープインパクトの父馬は、サンデーサイレンスという日本競馬史上で最高の種牡馬と言われている名馬です。
自身の競争成績もアメリカクラシックの2冠馬であり輝しいものですが、それ以上に、子供たちの活躍っぷりがすごいです。
スペシャルウィーク、マンハッタンカフェ、アグネスタキオン、サイレンススズカ、ダンスインザダーク、フジキセキなど歴史に残る名馬が両手でも数え切れないほどです。
母馬も欧州で重賞レースを制した事のある馬です。
ディープインパクトは生まれながらの超エリートで、活躍する事を約束された馬でした。
ただこの世界、いくら血統が良くても、走らない馬はまったく走りません。
現に今のところ、ディープインパクトの兄弟の活躍もそんなにたいしたものではありません。
(比較対照が史上最強なのでかわいそうですが。。)
順調に成長して、順調にレースに出走できるように努力した人々がいてこそだと思います。
そんなディープインパクトですが、素人目から見ても完全無欠のように思えます。
距離、馬場、ペースなどに左右される次元の馬ではないみたいです。
一つ問題があるとすれば脚質です。
レースに不慣れだったころの出遅れ癖から、追い込み脚質のままです。
唯一の敗戦である有馬記念も、脚を余して差し切れなかったというものでした。
先行もしくは差しならば届いたのでは?と個人的には思っています。
武がどう乗るかは分かりませんが、力を出し切れる乗り方をして欲しいと思います。
過去の長い歴史の中で欧州勢以外の馬で凱旋門賞を勝った馬はいません。
さらに今年のは、近年でもまれに見る好メンバーといわれています。
3強という評判で、去年の凱旋門賞馬ハリケーンラン、ブリーダーズカップターフ馬シロッコ、そしてディープインパクトが人気を集めています。
その中でもディープインパクトが一番人気みたいです。(すごい!!)
私は、ディープインパクトが圧勝してくれるのではと思っています。
これまでの日本でのレースでは、本気で走っているようには思えなかったからです。
あれで、まだまだ余力があると見ています。
武が言うように、「この馬より強い馬がいるんだろうか?」とほんとに思います。
記録尽くめのディープインパクト!!
日本史上最高の種牡馬を父に持ち、日本史上最高の騎手を背に、日本史上最強を背負って、凱旋門賞に挑む!!
さらに、史上初の欧州勢以外馬制覇となれば最高ですね♪